情報セキュリティマネジメント試験の勉強法:20時間で合格した私の体験談

ITスキル雑記

先日、「情報セキュリティマネジメント試験」を受けてきましたので、今回はその体験についてお話しします。

この試験に向けて、仕事と勉強の両立は大変でしたが、この勉強法ならいけると感じたたので、ぜひご紹介させてください。

試験結果

なんとか630点で合格できました!合格ラインぎりぎりですが(笑)

情報セキュリティマネジメントの試験結果

筆者のプロフィール

私はWebコーディネーターとして、約5年間、主にWebサイトの企画・設計・運営に携わってきました。

ただ、正直なところ、それ以外のITに関する知識はあまり豊富ではなく、特にネットワーク関連の用語には強い苦手意識を持っていました😅

実は、「公開鍵」や「共通鍵」の意味も、試験勉強を通じて初めてしっかり理解したくらいです💦

それまでは、なんとなく聞いたことがあるだけで、深く考えたこともなかったです。

情報セキュリティマネジメント試験とは?

情報セキュリティマネジメント試験の概要

「情報セキュリティマネジメント試験」は、情報セキュリティに関する基本的な知識を問う国家資格です。

企業や個人が守るべき情報資産や、リスク管理についての理解が求められる試験です。

初心者にも挑戦しやすい内容ではありますが、しっかりと勉強することが合格への鍵となります。

試験の難易度

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の統計によると、情報セキュリティマネジメント試験の合格率は、令和4年上期で61.2%、令和4年下期で52.0%、そして令和5年4月では76.2%と発表されています。

このように、受験する時期によって合格率に若干の違いはありますが、10~20時間程度の勉強時間を確保すれば、十分に合格を目指せる試験です。

使用した参考書とツール

参考書はこれ一冊で十分

私が使用した参考書は、一冊だけです。

他にも何冊か手に取って比較してみましたが、この本が一番使いやすいと感じました。

主な理由として、試験で出題されやすいポイントが非常に的確にまとめられており、短時間勉強で、かいつまんで効率よく学習できることが魅力に感じました。

特に、私のようにネットワークに苦手意識がある方には、とてもおすすめできる一冊です。


ツールは「過去問道場」だけ

通勤時間を有効活用するために、私は電車の中で「過去問道場」というWebサイトを利用していました。

ここでは過去の試験問題を実際に解くことができ、試験の形式に慣れるのに役立ちます。

短い勉強時間でも、繰り返し過去問に取り組むことで、より効果的に対策ができました。

ちなみに、私の知り合いには参考書を購入せず、「過去問道場」だけで合格された方もいますので、過去問の重要性はかなり高いと思います。

効率的な勉強時間の確保と学習法

合格までの勉強時間の合計

私は合計で約20時間ほど学習しました。

試験の約3週間前から、毎日1時間集中して勉強を進めることに決めました。

1日に長時間の勉強時間を確保することが難しく、短い時間で毎日コツコツと続けることを大切にしました。

参考書と過去問道場の進め方

私は参考書を2周読む方法で学習を行いました。

以下、詳細です。

  • 参考書1週目
    1周目ではすべてを完璧に理解する必要はなく、まずは全体をざっと把握。
    理解が足りていなくても、ひたすら過去問道場を解く。
  • 参考書2周目
    2周目で各ページごとに、80%程度の理解度を深めるスタイルを取りました。
    過去問道場もひたすら説き続けました(正解率が格段にUP)

合格するためのポイント、1日1時間の使い方

毎日の1時間の勉強は、次のように内訳を決めて取り組みました。

  • 前半30分
    参考書を細かいところを気にせず、「そうなんだ」と思いながらスピーディーに読み進めました。
    この段階では、すべてを理解することを求めず、大まかな流れをつかむことを重視しました。
  • 後半30分
    「過去問道場」を使ってひたすら問題を解いていきました。
    理解できなくても、まずは手を動かして進めることが大切です。

この「参考書を読む+過去問を解く」のシンプルな勉強法を繰り返し行えば、間違いなく合格は近づきます!

まとめ

情報セキュリティマネジメント試験は、CBT形式ならではの操作や環境に慣れておくことが重要です。事前にしっかり準備して、当日は落ち着いて試験に臨みましょう。この記事が皆さんの役に立てば幸いです!